世界文化遺産のカトマンズ盆地の古都と4つの宗教建築(ネパール)
15世紀から18世紀にかけて、
3つのマッラ王朝が盆地に独立・君臨した頃の古都
カトマンズ、パタン、バクタブルは
周辺の4つの宗教建築と併せて
「カトマンズの谷」として世界遺産に登録されています。
仏教、ヒンドゥー教と土着の宗教が混在している
カトマンズ盆地では、
人々の生活と信仰は切っても切り離せません。
小高い丘の上に建つ
ネパール最古のスワヤンブナート寺院と、
町の約7kmに位置するネパール最大の
巨大なストゥーパ(仏塔)を持つボダナートは、
ともに仏教(チベット仏教)の聖地であり、
いつも沢山の巡礼者がいます。
一方、チャングナラヤン寺院と
パシュパティナートはヒンドゥー教の聖地です。
ユーラシア旅行社のネパールツアーでは、
ヒンドゥー教の神ヴィシュヌ神の化身である
ナラヤン神を祀ったチャングナラヤン寺院へは、
ナガルコットから2時間ほどのハイキングで訪れます。
パシュパティナートは
聖なる河ガンジスの支流であるバグマティ川の畔に建つ
ネパール最大のヒンドゥー寺院。
亡くなった人をここで荼毘に付し、
その遺灰を聖川に流すことで来世の幸福を祈るのです。