青い宝石箱、シャウエン(モロッコ)
モロッコ北部リーフ山脈の山麓、標高660mに位置する小さな街、シャウエン。
シャウエンとはベルベル語の”角”という言葉に由来しています。
街を挟むように聳える二つの山がヤギの2本の角に見えるからだそうです。
もともとシャウエンは、ムーレイ・ラシッドにより1471年に建設されました。
1492年以降、キリスト教国のレコンキスタから逃れてきたユダヤ教徒とイスラム教徒の移住により発展を遂げます。
その後、1930年代にユダヤ教徒が、ユダヤ教の神聖な色、青色で街を青く塗ったことがこの青い町の起源だそうです。