映画『ノア 約束の舟』2014年6月13日公開
2014年6月13日公開の映画『ノア、約束の舟』!
CGを利用した迫力の「大洪水」シーンは、
予告版を観るだけでドキドキしますね。
本作の監督は「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー!
また同じくアカデミー賞女優のジェニファー・コネリーが
ノアの妻役を演じます。
ノアと共に箱舟に乗る子供たちには、
ハリーポッターシリーズで知らない人はいないといえるエマ・ワトソンら
人気の若手俳優が名を連ねています。
旧約聖書というと、ちょっと敷居が高いような気がしてしまいますが、
名を連ねた名優達を見ても、
人類の絶滅という未曾有の危機に
重大な使命を下された1人の人間のドラマが重厚に描かれるであろう本作が
非常に楽しみになってきます。
さて、ノアの箱舟、という言葉やおおよそのエピソードは皆様ご存知のことと思いますが、
大洪水の後のノアの行動については、それほど有名ではないかもしれません。
大嵐を乗り越えた箱舟はやがて高い山の頂にたどり着きます。
ようやく大地が乾いてくると、彼らは神に感謝の祈りと生贄を捧げます。
やがてノアたちはブドウの栽培をはじめ、ワインを造り、神への供え物としました。
ノアの箱舟がたどり着いた場所は諸説ありますが、
紀元前3千年ごろにはワイン造りを行っており
ブドウの原産地である、コーカサス三国のある辺りが有力視されています。
その頂きではないかといわれています。
アララト山は現在のトルコ領内にある山ですが、
富士山のような美しい姿は、隣国のアルメニアの人々にも愛されています。
ホルヴィラップ修道院へ行くと、
その周辺には青々としたブドウ畑が広がっていて、
ノアの時代から景色といわれても納得してしまいそうな眺めです。
ナヒチェヴァン自治共和国には、
ノアの墓と伝えられるモニュメントなどもあります。
聖書の世界、というと、地中海や死海周辺地域と思われがちですが、
ノアの箱舟伝説などの聖書に関係した伝説がいくつか残っていて、
壮大な物語の続きに立っているような
雄大な風景に出会うことが出来ます。