2014年世界遺産新規登録予定「イタリア・ピエモンテ州の葡萄畑」
イタリアのピエモンテ州は、多くのグルメたちが憧れる、ワインと美食の郷です。
中心都市としては2006年の冬季オリンピックで脚光を浴びたトリノが有名です。
ワインの王バローロ、甘口のスカート・ダスティ等の美酒を輩出するこの地方は、スローフード運動発祥の地でもあります。
ピエモンテのワイン農家は家族経営が多く、自分の目と手が届く範囲でワインやヘーゼルナッツ、野菜や穀物などを育てています。
それぞれの農家ごとにそれぞれの味があり、どの農家の人々も、自分が育てた作物に誇りと愛着を持っています。
農場でワインなどを生産する傍ら、レストラン、宿も経営し、アグリツーリズモにも力を入れている農家も多くあります。
野菜やピエモンテ牛、ピエモンテ豚を使った前菜や自家製チーズ、自家製パスタなど手作りの料理が味わえます。
地元の安心な旬の食材を活かし、地元の風土に即した料理を頂くのは、旅の醍醐味の一つでもありますよね。
大地の恵みに溢れる秋なら、たわわに葡萄が実った畑を眺めながらの食事を頂くことができ、心もお腹も満たされる旅となるでしょう。
この度、6月15日から6月25日にドーハ(カタール)で開催される第38回世界遺産委員会にて、「ピエモンテ州のランゲ=ロエロとモンフェッラートの葡萄畑の景観」が世界遺産に登録される運びとなりました。
この機会に、是非、皆様も、ピエモンテに足をお運び下さい!
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