ユーラシア旅行社のエチオピアツアーでマスカル祭を体験
エチオピアの首都、アディスアベバでマスカル祭が2014年9月26日に開催されます。
マスカル祭の「マスカル」とは現地アムハラ語で「十字架」という意味。
西暦326年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝の母、ヘレナがキリストが磔にされた十字架を発見したことを祝うエチオピア正教のお祭りです。
また、この時期は、エチオピア各地でマスカル・フラワーと呼ばれる黄色い花が咲く時期なのですが、前夜には家々の門でマスカル・フラワーを束ね火をつけます。
これはヘレナが焚き火の3つの煙のたなびく方向を辿って行き、十字架を発見したという言い伝えにのっとっています。
当日は、司祭さんや修道士さん達が、皆華やかな祭服を着、カラフルな傘をさして手に十字架を持って集まります。
彼らの聖歌の大合唱はベルやドラムの演奏に、杖をふっての踊りも加わり会場全体が波打つよう。
数千人の日曜学校の生徒さんたちの合唱も見応えがあります。
最後は会場の中心に据えられた十字架を飾ったトーチに火が点されお祭りはクライマックスを迎えます。
燃え上がるトーチの周りで実に嬉しそうに歌い踊るエチオピア人の姿が印象的でした。
最後にはトーチを炎で燃やし、大歓声の中クライマックスを迎えます。
ユーラシア旅行社のエチオピアツアーではマスカル祭をお楽しみ頂く出発日もございます。