ティムールの故郷シャフリサブス(ウズベキスタン)
14世紀に大帝国を築いたアミール・ティムール。
彼は、1336年にウズベキスタンのシャフリサブスで生まれました。
この町はユネスコの世界遺産にも登録されています。
ティムール朝の時代、サマルカンドに次ぐ第2の都市として宮殿やメドレセなど多くの建築物が築かれました。
ここを訪れて、まず目にするのはティムール像の後ろにそびえるアク・サライでしょう。
ティムールが夏の宮殿として築いたもので、現在は門の一部のみが残っています。
その門の大きさから、当時の宮殿の巨大さを伺い知ることが出来ます。
向かって右側の門には、観光客も階段を使って上ることができ、町を一望することができるます。
ただし、かつてこの宮殿の装飾を誤った職人が、上からつき落とされたという話も残っており、その高さに恐ろしさを感じます。
また、このアク・サライ前の公園は、結婚式のスポットになっているようで、ウエディングドレスを着た花嫁さんをよく見かけます。
その他に、ティムールゆかりの廟やモスクなども残っており、都会の喧騒から離れた静かでのどかな雰囲気の町です。