民族と文明が複雑に織りなすコーカサスの国々
「コーカサス三国」とはコーカサス山脈の南側、南コーカサスの3つの独立国、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアを指します。
いずれも旧ソ連の領土でしたが、ペレストロイカ以降、独立を果たしました。
アゼルバイジャンとは「炎の国」の意味で、古くから天然ガスも噴き出し、途絶えることのない炎は“聖なる火”として崇められ、かつては拝火教の寺院もありました。
また、近年、西欧の技術でカスピ海から原油が採掘されるようになり、産油国として急激に発展しています。
グルジアは肥沃な国土でブドウ栽培が盛んで、グルジアワインは名産品です。
帝政ロシアの南下政策で整備されたグルジア軍用道路の終着点、カズベギからは、
カズベギ山(5033m)の絶景がご覧いただけます。
アルメニアの誇りは、ノアの方舟が辿り着いたと言われるアララト山。
国旗のデザインはもちろん、銀行や名産のコニャックなどの名前にもなっています。
ただし、実はアララト山自体は現在はトルコ領なのですが。
複雑に民族と文明が絡み合い、ひとくくりにできないほど多様な顔を持つ3ヶ国。
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