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サッカーW杯で戦う相手、コロンビアの絶景!

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ブラジルのサッカーW杯2014の1次リーグで日本の対戦国、コロンビア。

未だ知られざる国ですが、実は、数々の魅力溢れる絶景が充実しています。

本日は、コロンビア旅行のハイライトの一つ、塩で創られた絶景をご紹介します。

 

首都ボゴタから郊外へおよそ48km、約1時間の場所シパキラにその塩の絶景は存在しています。

その名も「シパキラの岩塩洞窟教会」。

シパキラとは先住民インディオの言葉チプチャ語で“王様の土地”という意味。

そしてこのシパキラの街にはコロンビアの塩市場の約40%が採れる塩鉱が存在します。

世界で5つの指に入ると言われる巨大な塩鉱。

約120万年前、シパキラ周辺は海でしたが、その後アンデス山脈が隆起して、海が湖のように残りました。そして時を重ね、海水の湖が年数を重ねて蒸発し、結晶化し地底に眠っています。

今でも約40m掘れば塩が出てくる、そんな塩の町がシパキラです。

 そのシパキラにあるお勧めの絶景、それが「岩塩洞窟教会」です。

塩鉱で働く鉱夫たちの為に建てられた教会で、すぐに祈りに行けるように地上ではなく採掘場跡、つまり地下に造られました。

トンネルを通り地下約200mまで坑道を通りながら地下へと歩いて観光します。

岩塩洞窟教会の終点にある大聖堂までの坑道には、採塩後の空洞に14つの十字架部屋が作られ、キリストの14の受難を表しています。

1つ1つの部屋が青や赤、黄色でライトアップされ、とっても幻想的です。

この光の演出もこの教会の見所の1つでもあります。

各部屋には塩で創られたとは思えない程美しいキリストの彫刻が置かれています。

しかし、1番の絶景は終点に存在していました!

見学路の最後には巨大なクーポラがあり天井高約17mの大聖堂が建てられました。

大聖堂は壁、床、と一面が塩で創られていて、4本の巨柱が聳え立ちます。

もちろんその4本の柱も塩で出来ていて、福音書を書いたマタイ、マルコ、ルカそしてトマスを体現しているそう。

ここは地下200mだということを忘れさせる巨大な空間には、それに見合う巨大な祭壇と巨大な十字架があり、同じく塩でできています。

右を見ても左を見ても、全て、塩、塩、塩・・・。

世界には様々な教会が無数とありますが、地下にあり、塩で出来た教会というのは世界で3つしか無いそうです。

ところが、計算ではあと約70年で雨水が浸透してくるとこの大聖堂は壊れてしまうそうです。

この大聖堂が壊れてしまう前に、是非ともシパキラを訪れてみて下さい。

 余談ですが、コロンビアではスーパーに行くと、このシパキラで採れた食塩が売っていますので、お土産にお勧めですね。

 ユーラシア旅行社のコロンビアツアーでは、もちろんこのシパキラの岩塩洞窟教会にもご案内します。

他にも様々な絶景がコロンビア国内中にありますので、ユーラシア旅行社で行くコロンビアツアーの特集ページを是非ご覧下さい。