2013-01-01から1年間の記事一覧
大西洋の東の片隅、南アメリカ大陸が海に向かって膨らんでいて、その西約1000kmの位置、赤道の南と北にまたがり島々が散在する。 それがガラパゴス諸島だ。 火山起源のこれらの島々は、噴火形式や溶岩の性質によって様々な地形になった。 さらに、島々を囲…
14世紀に大帝国を築いたアミール・ティムール。 彼は、1336年にウズベキスタンのシャフリサブスで生まれました。 この町はユネスコの世界遺産にも登録されています。 ティムール朝の時代、サマルカンドに次ぐ第2の都市として宮殿やメドレセなど多くの…
インドネシアのコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)-Komodo Dragon Indonesia- - YouTube インドネシアは一度も大陸と接したことのない島国の為、様々な固有種が生息しています。 コモドドラゴンは分類としてはトカゲの一種になりますが、全身が硬い鱗に覆わ…
「ファド」という音楽は、日本ではあまりよく知らない方が多いと思います。 例えて言うならば、ポルトガル版演歌。 元々「ファド」とはポルトガル語で「宿命」という意味。 歌詞のテーマは別離や失望、涙をそそるようなものが多く哀切な曲調が主です。 ファ…
コスタリカは日本の四国と九州を合わせたほどの大きさの国ですが、多様な自然が凝縮されています。 ジャングルの広がる熱帯雨林、高地にあるいつも霧に覆われている熱帯雲霧林、火山、そしてカリブ海と太平洋・・・そんな変化に富んだ自然環境にふさわしく、…
スーダンの魅力はなんといっても古代遺跡です。 特に古代ローマと古代エジプトの文化の融合が見られる遺跡は特徴的です。 メロエにあるピラミッドの入り口には、ローマ神殿のような付属物があります。 ハルツームにある国立博物館では「王の街」と呼ばれる遺…
ベトナムは、北部、中部、南部で町の姿は異なります。 南部はベトナム第1の都市ホーチミンを中心とした現代的な街並み。 中部はチャンパ王国・グエン王朝の名残を感じる古く静かな町並み。 北部は幻想的な風景が広がるハロン湾の自然の雄大さ。 一つの国で…
1959年にフィデル・カストロやチェ・ゲバラ率いる革命軍が、アメリカにおもねっていたバチスタ前政権を倒し革命政権を樹立。“キューバ独立の父”ホセ・マルティの提唱した「中南米の自由と平等」の思想のもと、社会主義体制を選択したキューバですが、9…
クバルスピアン遺跡とは、アンコールワット遺跡観光の拠点、シェムリアップの郊外にある聖なる山クーレン山の北東にある遺跡です。 クメールの歴代の王達はヒンドゥー教が生まれたインドを聖地として、ヒマラヤ山脈、ガンジス河、インド洋を重要視していまし…
人口僅か40万人の小さな国マルタ共和国。 しかし小さいながらもマルタは言わずと知れた歴史と自然の宝庫。 聖ヨハネ騎士団の本拠地が置かれ、 激動の歴史を生き抜いてきた痕跡があちこちに残っています。 聖ヨハネ騎士団の栄光を紡ぐ首都ヴァレッタをはじめ…
エトナ山はシチリア島の東にある活火山です。 古代代ギリシャ人は、シチリア島は大暴れする巨人を地面に閉じ込めた蓋で、巨人の頭に当たるエトナ山は、巨人が暴れると火を噴き、度々巨人が暴れるため地面が揺れると考えました。また、鍛治の神ヘファイストス…
ユーラシア旅行社の南アフリカツアーでは、 ビクトリアの滝を間近に望む5つ星ホテル 「ロイヤル・リビングストン」にて、 ハイティーをお楽しみ頂きます。 優雅なひとときは旅の思い出の1ページとなるでしょう。 ユーラシア旅行社で行く南アフリカツアー 南…
今日はマチュピチュの麓にあるマチュピチュ村に スポットをあてたいと思います。 マチュピチュ村は、 もともとは鉄道の敷設によってできた街ですが、 今では駅前に民芸品がたくさん並び、 オシャレなカフェなんかもできてきました。 マチュピチュの観光拠点…
紀元前6世紀。古代オリエントに勇名を馳せた アケメネス朝ペルシャ帝国は、 ダレイオス1世がオリエント全域を統一した栄華の最中、 「春の都」ペルセポリスが建設されたと言われています。 周辺の属国からは多くの貢物を抱えた使者たちが訪れ、 ペルセポリス…
ガリラヤ湖の水は地下水とヨルダン川からなり、 アフリカとアラビアのプレートの境界である、 ヨルダン大峡谷帯という谷の中にあります。 東西を高地に挟まれた形になっているため、 しばしば強烈な風が湖に吹きつけます。 福音書で、ガリラヤ湖に出たイエス…
ヨルダンとイスラエルにまたがる死海は、 海抜約-400mという低地にあるため、 塩分濃度が通常の海水の なんと約10倍にもなります。そのためどんなにカナヅチな人でも 浮いてしまう不思議な湖です。 死海の水は大量のミネラルを含み、 美肌効果が高いと世界…
独自の生態系が残るタスマニア島。 春~初夏を迎える11月下旬から1月頃にかけて 各地で様々なワイルドフラワーが咲き、 緑溢れる大地に華やかな彩を添えます。 タスマニアのシンボル、 独特の触手を持った可憐な赤の タスマニアン・ワラタを始め、 西オース…
オアシスを抜けた地に突如現れるサハラ砂漠。 太陽が徐々に沈み、赤く染まるサハラ砂漠を見れば、 自分が世界最大の砂漠の中にいることを実感する。 サハラ砂漠の暑さと外敵から身を守るために、 砂を使った城塞のような独自の家を築いた民がいる。 チュニジ…
アトラス山脈の麓に広がるオアシスに築かれたマラケシュ。 この街のシンボルはナツメヤシの木。 街中にナツメヤシの木が生えており、今もオアシス都市の面影を残しています。 ベルベル人の言葉で「神の国」を意味するこの街の名が 「モロッコ」の由来である…
ナミビアに暮らす数多くの民族の中でも ヒンバ族ほど、 独自の生活様式を守り抜き、 誇りを持って生きている民族はいない と言われています。 ヒンバ族(の特に女性)は、 乾燥と強い太陽から肌を守るために、 赤い石の粉と動物油脂を混ぜたものを 髪や皮膚…
“アフリカ最高峰”キリマンジャロ。 ケニア・アンボセリでは、 天候に恵まれれば、 標高5,895mの雄姿が眼前でご覧頂けます。 動物とキリマンジャロ… 「キリマンジャロの雪」を執筆したヘミングウェイも もしかしたら、 この光景を見て息抜きをしていたかもし…
コナンドイル「ロスト・ワールド」の舞台、 テーブルマウンテン(卓状台地)が 数多く聳えるギアナ高地は、 例年、11月~4月頃に乾季を迎えます。 テーブルマウンテンの頂上は、 麓とは別世界のように隔離され、 独自の進化を遂げた動植物が潜む、 まさに魔…
ワグラー渓谷沿いに展開するアジャンタ石窟寺院群は5世紀の仏教黄金時代この地に造られましたが、後に人々から忘れられ、訪れる信徒も途絶えました。 およそ1000年の時を隔てて、ジャングルの中にこの至高の仏教美術を発見したのは虎狩の最中だったある…
15世紀から18世紀にかけて、3つのマッラ王朝が盆地に独立・君臨した頃の古都 カトマンズ、パタン、バクタブルは 周辺の4つの宗教建築と併せて 「カトマンズの谷」として世界遺産に登録されています。 仏教、ヒンドゥー教と土着の宗教が混在している カトマン…
カラクムルはグアテマラとの国境から わずか30km程のジャングルの中にある マヤ文明最大規模の遺跡群。 長い間グアテマラのティカルと 覇権を争った強国であり、 マヤの歴史を語る上では 欠くことのできない巨大な都市遺跡です。 メキシコツアー|メキシコ旅…
フィリピンと言えば青い海、白い砂浜・・・しかし、フィリピンの魅力はそれだけではありません。フィリピン最大の島ルソン島で教会や棚田などの世界遺産を巡り、ボホール島で世界最小のメガネザルと出会い、セブ島で歴史遺産を見学するなど、7000以上も…
悠久の大河メコンに寄り添う国ラオス。国民の多くは上座部仏教を信仰し、今なお町には寺院がひしめきます。さらに地方に目を転じると、謎の石壷が転がるジャール平原、クメール文明の知られざるワット・プー遺跡、荒々しい大瀑布など人類の遺産と豊かな自然…
太陽の光が燦燦と降り注ぎ、 突き抜ける空の青さが眩しい。 目の前には、30階建てのビルと同じ高さの巨大な氷河。 「パーンッ!」、「バーンッ!」 時折、銃声のような音が聞こえる。 氷に亀裂の入る音らしい。 一体どこで崩れるのかと皆緊張の面持ちだ。 今…
ウユニ塩湖は南北約100km、東西約250km、面積が日本の新潟県とほぼ同等の約12,000平方kmを誇る世界最大の塩湖です。アンデス山脈の急激な隆起による形成過程により、この地に大量の海水が残されました。そしてこの海水が流れ出る川が無かったこと、また乾燥…
ユーラシア旅行社に入社して10年となる福永が、ユーラシア旅行社の理念や現在関わっている仕事の内容について語ってます。 近年は1人の画家を取り上げる、よりテーマ性の強いツアーやホームページのコンテンツ作りなどに力を入れております。 スペシャリスト…